毎日暑いですね…
梅雨明けかと思うほどの暑さ
九州の台風による豪雨被害、心寄りお見舞い申し上げます。
前回の記事から時間があいてしまいました。
頑張ってるかのんです。
2回目の切除後病理検査に出し、取り切れた事を祈りながら結果待ち。
やはり、1度目の切除(取りきりを目標に大きめに切除)で万が一悪性でも大きめに切ったから大丈夫だと思ってましたが、1週間ほどで再発。
詳しく結果が解る前にシコリができ、直ぐに増殖。
イメージで言えば10円玉サイズが次の日には500円玉サイズのスピードです。
なので、2回目のは広範囲で移植が必要になりました。
それでもいっぱい頑張ってくれたかのん。
これは2回目の手術後、帰宅した時のクネクネダンス
2回目の病理検査の結果待ちしてる1週間後にやはりシコリが現れました。
今なら簡単に切除でき、前回の移植みたいな事はない。
この皮膚型リンパ腫T細胞系は抗ガン剤が効かない。
唯一効果が期待される抗ガン剤は『ロムスチン』
この抗ガン剤は海外から輸入しないといけない。
先生にもこのロムスチンについて質問をし、希望なら対応する返答も貰った。
ロムスチンを使用したワンコのブログを検索し色々と考えた。
かなりの効果がある子がいる。生存月日も思っていた以上に長い。
1年とか・・・腫瘍の事がなくても1年後なんて考えられない我が家ですからね。
でも、かなり強い抗ガン剤の様で元から抗ガン剤使用には消極的な考えの我が家には向かないと判断。(勿論、かのんの持病も考えた)
何も治療をしない場合の余命は数週間から1、2ヶ月。とか…
今のところ、腰部に独立型で発祥しているので切除に期待した。
けど、やはりシコリは出来てしまった。
シコリが再度発見して通院に行った日に2回目の病理検査で皮肉にも取り切れているとの結果が出た。
その結果に喜ぶ間もなかったね。
でも喜んだ後にシコリが出たらもっとショックだろうからね。
選択肢は
1 もう何もしない。(ステロイドなどので対処療法)
2 分子標的薬を今の段階で使用(効果は解らない)
3 切除して分子標的薬を使用(効果は解らない)
この分子標的薬は肥満細胞腫に効果が認められているもので、皮膚型リンパ腫に効くかは解らない。
最近は他の腫瘍でも効果が報告され始めている様です。
病院でも他の腫瘍の治療に使用し、効果があった子の写真を見せて貰った。(使用前使用後)
確かにかなり小さくなってる。
看護師Sさんの実家のワンコちゃんもこの薬を使ってかなりの腫瘍消失が出来たという事で消失前の写真を見せて説明してくれました。
皮膚型リンパ腫の症例が元々少ないので、使用した方のブログを発見できない。
分子標的薬は
抗ガン剤と書いてあるのも見かける。
抗ガン剤より副作用が少なく、「がん細胞の持つ特異的な性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく作用するようにつくられた薬です」だそうです。
で、我が家の選択は3の切除して分子標的薬を選択。
2日の日曜日に入院し、術前に静脈点滴にて万全にし、3日の早目の時間に切除手術。
3日に無事に切除後帰宅出来る予定でしたが、やはり腎臓の数値が悪化していたので、4日までしっかりと静脈点滴をして腎不全ケアしました。
前回の入院のストレスも影響してか、食欲減退は膵炎も少し再発していた様です。
頑張ったね。かのん。
4日に退院、先生の説明で、局所麻酔で出来るかやってみたけど、やはり動くので軽くボーっとする程度に麻酔をかけて切除したとの事。
麻酔のリスクは最小限にして貰ったみたい。
どちらにしても腎不全の悪化が認められたので、静脈点滴をして良かったと思うしかないね。
直ぐに分子標的薬を始めるのか?とおもったけど、体調を少し整えてから土曜に2回目の手術の抜糸をするので、その時に状態を診て判断。との事。
4日朝は消化器サポートを少し食べたみたいだけど、帰宅しても食べない。
夜に嘔吐。
5日はおとやん定休日なので朝、昼に食べさせて貰った。
夕方に嘔吐。
やはり、膵炎の影響か?
夜は食べさせないで様子見。
6日、自力で食べない。
食べるのを待っている時間的余裕はないので、痛みによる震えが無い事で消化器サポートをわたしが強制給餌。
ブロッコリー、胸肉は自力で食べた。
強制給餌も以前の時程の抵抗は無い。
吐き気があるなら、病院で吐き気止めを処方して貰うか、注射して貰おうと思ったけど何となく表情も良く吐き気もなく、元気も出てきたので病院は行くのやめた。
台風の影響か?ブルブルすると倒れる。
眼振はなく嘔吐もない。
7日、昼までは私が強制給餌。
朝の強制給餌直後、ビクンビクンと痙攣。
ギュっと抱きしめて目を見たら左右眼振。
台風が来てたからか?気圧の影響かも?
5分程で治り、普通に戻る。失禁も無かった。
復活の兆しのクネクネダンス
夜はおとやんがお粥を出したら自力で食べた!
1時間後に消化器サポートを私が強制給餌。
この日からうんPが久々に良好になった。
昨日までは少し表面がベタつく軟便気味。
なんかね、 木曜から潮目が変わった感じがしたの…
8日、
朝、昼 お粥、胸肉、カッテージチーズを自力で完食。
表情も良くなったし、ストーカーもする様になった。
夕方通院。
体重4.56キロ 体温平熱
やはり4箇所にシコリが発生してる。
モグラ叩き状態だ。
もう、体調も良くなったので分子標的薬を今夜から始める事にしました。
効果が出るかは解らない。
取り敢えず、3回分投与して状態確認。です。
副作用は
食欲不振、嘔吐下痢…など…
粘膜保護剤を一緒に投与します。
そして非ステロイド系消炎鎮痛剤も併用。(腎臓に負担がある・・・)
分子標的薬は経口投与が可能な事が試してみる大きな理由になってます。
取り扱いはかなり注意みたいですが・・・頑張ります。
皮膚型リンパ腫は完治は無く、上手く付き合っていくしか無い。
何とか、増殖が止まるかのんびりになって欲しい。
シコリだけでも悲しいのですが、この腫瘍は表面がベタベタし、自壊していき皮膚病のような状態になってしまいます。
見た目でも可哀想な状態になります。
まだ、かのんは腰部から背中だけなのですが何処にでも増殖していくので本当に怖い腫瘍です。
我が家は、シコリの増殖の速度を目の当たりにし、何もしないでシコリの増殖を見守るだけの選択は勇気と覚悟がなく出来なかった。
そのまま何もしない選択肢を選ぶのもとても勇気がいり、辛い選択なんだと思い知った。
オカルトな話
3回目の切除で入院していた時の事。
キッチンで夕飯を作っていたら、足の甲に毛が触れた気がしたのでしおんが私の足の上を通ったと思った。良くやるのでね。
下を見たらしおんはいない。リビングを確認するとベッドで寝てた・・・
その瞬間にかりん?と頭を過りました。???せいんかも???でもかりんの顔が浮かんだ。
まさか~・・・
帰宅したおとやんに言うと『オレもかりんを感じた瞬間があった』と・・・ウソー!!
飼主二人の希望がそう感じさせたのかもしれないね。
それとも応援しに来てくれた?かりんちゃん。
梅雨明けかと思うほどの暑さ
九州の台風による豪雨被害、心寄りお見舞い申し上げます。
前回の記事から時間があいてしまいました。
頑張ってるかのんです。
2回目の切除後病理検査に出し、取り切れた事を祈りながら結果待ち。
やはり、1度目の切除(取りきりを目標に大きめに切除)で万が一悪性でも大きめに切ったから大丈夫だと思ってましたが、1週間ほどで再発。
詳しく結果が解る前にシコリができ、直ぐに増殖。
イメージで言えば10円玉サイズが次の日には500円玉サイズのスピードです。
なので、2回目のは広範囲で移植が必要になりました。
それでもいっぱい頑張ってくれたかのん。
これは2回目の手術後、帰宅した時のクネクネダンス
2回目の病理検査の結果待ちしてる1週間後にやはりシコリが現れました。
今なら簡単に切除でき、前回の移植みたいな事はない。
この皮膚型リンパ腫T細胞系は抗ガン剤が効かない。
唯一効果が期待される抗ガン剤は『ロムスチン』
この抗ガン剤は海外から輸入しないといけない。
先生にもこのロムスチンについて質問をし、希望なら対応する返答も貰った。
ロムスチンを使用したワンコのブログを検索し色々と考えた。
かなりの効果がある子がいる。生存月日も思っていた以上に長い。
1年とか・・・腫瘍の事がなくても1年後なんて考えられない我が家ですからね。
でも、かなり強い抗ガン剤の様で元から抗ガン剤使用には消極的な考えの我が家には向かないと判断。(勿論、かのんの持病も考えた)
何も治療をしない場合の余命は数週間から1、2ヶ月。とか…
今のところ、腰部に独立型で発祥しているので切除に期待した。
けど、やはりシコリは出来てしまった。
シコリが再度発見して通院に行った日に2回目の病理検査で皮肉にも取り切れているとの結果が出た。
その結果に喜ぶ間もなかったね。
でも喜んだ後にシコリが出たらもっとショックだろうからね。
選択肢は
1 もう何もしない。(ステロイドなどので対処療法)
2 分子標的薬を今の段階で使用(効果は解らない)
3 切除して分子標的薬を使用(効果は解らない)
この分子標的薬は肥満細胞腫に効果が認められているもので、皮膚型リンパ腫に効くかは解らない。
最近は他の腫瘍でも効果が報告され始めている様です。
病院でも他の腫瘍の治療に使用し、効果があった子の写真を見せて貰った。(使用前使用後)
確かにかなり小さくなってる。
看護師Sさんの実家のワンコちゃんもこの薬を使ってかなりの腫瘍消失が出来たという事で消失前の写真を見せて説明してくれました。
皮膚型リンパ腫の症例が元々少ないので、使用した方のブログを発見できない。
分子標的薬は
抗ガン剤と書いてあるのも見かける。
抗ガン剤より副作用が少なく、「がん細胞の持つ特異的な性質を分子レベルでとらえ、それを標的として効率よく作用するようにつくられた薬です」だそうです。
で、我が家の選択は3の切除して分子標的薬を選択。
2日の日曜日に入院し、術前に静脈点滴にて万全にし、3日の早目の時間に切除手術。
3日に無事に切除後帰宅出来る予定でしたが、やはり腎臓の数値が悪化していたので、4日までしっかりと静脈点滴をして腎不全ケアしました。
前回の入院のストレスも影響してか、食欲減退は膵炎も少し再発していた様です。
頑張ったね。かのん。
4日に退院、先生の説明で、局所麻酔で出来るかやってみたけど、やはり動くので軽くボーっとする程度に麻酔をかけて切除したとの事。
麻酔のリスクは最小限にして貰ったみたい。
どちらにしても腎不全の悪化が認められたので、静脈点滴をして良かったと思うしかないね。
直ぐに分子標的薬を始めるのか?とおもったけど、体調を少し整えてから土曜に2回目の手術の抜糸をするので、その時に状態を診て判断。との事。
4日朝は消化器サポートを少し食べたみたいだけど、帰宅しても食べない。
夜に嘔吐。
5日はおとやん定休日なので朝、昼に食べさせて貰った。
夕方に嘔吐。
やはり、膵炎の影響か?
夜は食べさせないで様子見。
6日、自力で食べない。
食べるのを待っている時間的余裕はないので、痛みによる震えが無い事で消化器サポートをわたしが強制給餌。
ブロッコリー、胸肉は自力で食べた。
強制給餌も以前の時程の抵抗は無い。
吐き気があるなら、病院で吐き気止めを処方して貰うか、注射して貰おうと思ったけど何となく表情も良く吐き気もなく、元気も出てきたので病院は行くのやめた。
台風の影響か?ブルブルすると倒れる。
眼振はなく嘔吐もない。
7日、昼までは私が強制給餌。
朝の強制給餌直後、ビクンビクンと痙攣。
ギュっと抱きしめて目を見たら左右眼振。
台風が来てたからか?気圧の影響かも?
5分程で治り、普通に戻る。失禁も無かった。
復活の兆しのクネクネダンス
夜はおとやんがお粥を出したら自力で食べた!
1時間後に消化器サポートを私が強制給餌。
この日からうんPが久々に良好になった。
昨日までは少し表面がベタつく軟便気味。
なんかね、 木曜から潮目が変わった感じがしたの…
8日、
朝、昼 お粥、胸肉、カッテージチーズを自力で完食。
表情も良くなったし、ストーカーもする様になった。
夕方通院。
体重4.56キロ 体温平熱
やはり4箇所にシコリが発生してる。
モグラ叩き状態だ。
もう、体調も良くなったので分子標的薬を今夜から始める事にしました。
効果が出るかは解らない。
取り敢えず、3回分投与して状態確認。です。
副作用は
食欲不振、嘔吐下痢…など…
粘膜保護剤を一緒に投与します。
そして非ステロイド系消炎鎮痛剤も併用。(腎臓に負担がある・・・)
分子標的薬は経口投与が可能な事が試してみる大きな理由になってます。
取り扱いはかなり注意みたいですが・・・頑張ります。
皮膚型リンパ腫は完治は無く、上手く付き合っていくしか無い。
何とか、増殖が止まるかのんびりになって欲しい。
シコリだけでも悲しいのですが、この腫瘍は表面がベタベタし、自壊していき皮膚病のような状態になってしまいます。
見た目でも可哀想な状態になります。
まだ、かのんは腰部から背中だけなのですが何処にでも増殖していくので本当に怖い腫瘍です。
我が家は、シコリの増殖の速度を目の当たりにし、何もしないでシコリの増殖を見守るだけの選択は勇気と覚悟がなく出来なかった。
そのまま何もしない選択肢を選ぶのもとても勇気がいり、辛い選択なんだと思い知った。
オカルトな話
3回目の切除で入院していた時の事。
キッチンで夕飯を作っていたら、足の甲に毛が触れた気がしたのでしおんが私の足の上を通ったと思った。良くやるのでね。
下を見たらしおんはいない。リビングを確認するとベッドで寝てた・・・
その瞬間にかりん?と頭を過りました。???せいんかも???でもかりんの顔が浮かんだ。
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2014.11.3
かりん
14歳3カ月4日で永眠。
2014年5月から腎不全・9月から
甲状腺機能低下症・溶血性貧血・
急性膵炎と連続で襲われ、懸命に
闘いましたが残念ながら
お空にお引っ越ししました。
2016.1.20 せいん
13歳9ヵ月3日で永眠
2006にリウマチ発症
リウマチになって約10年
いっぱい頑張ってお空にお引越ししました
2017.7.18 かのん
15歳3ヵ月1日で永眠
腎不全・膵炎・甲状腺機能低下症他を
コントロールしていたところ、
皮膚型リンパ腫を発症しあっという間に
お空にお引越ししました。
2017.12.16 しおん
15歳8ヵ月で永眠
急激な悪化・展開で闘病12日間という
短期間であっという間にお空にお引越ししました。
14歳3カ月4日で永眠。
2014年5月から腎不全・9月から
甲状腺機能低下症・溶血性貧血・
急性膵炎と連続で襲われ、懸命に
闘いましたが残念ながら
お空にお引っ越ししました。
2016.1.20 せいん
13歳9ヵ月3日で永眠
2006にリウマチ発症
リウマチになって約10年
いっぱい頑張ってお空にお引越ししました
2017.7.18 かのん
15歳3ヵ月1日で永眠
腎不全・膵炎・甲状腺機能低下症他を
コントロールしていたところ、
皮膚型リンパ腫を発症しあっという間に
お空にお引越ししました。
2017.12.16 しおん
15歳8ヵ月で永眠
急激な悪化・展開で闘病12日間という
短期間であっという間にお空にお引越ししました。
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